sort of day

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

小日記

ときどき、古い友人や知人の名前を、グーグルの検索ボックスに打ち込むことがある。こういうこと、みんなやってるのかな。ぼくだけだろうか。

詳しく検索することはしないが、やりはじめると止らなくなって、無駄な時間をつぶしてしまう。しかも、こういうことをやるのは自分が行き詰っている(転機に立たされている)とき。なにかしら発見があっても、後味はよくない。

昨晩、なにげにある知人の名前を打ち込んでみると、リクルート系の出版社のサイトがヒットした。知人は某有名企業で、人事のグループリーダーという役職についていた。高学歴で英語も出来たから当然なのかも知れないが、彼の顔写真を目の当たりにしたとき、正直言っておどろいた。

知人は、ぼくが東京でフリーターをしていたころの職場の同僚だった。
頭は切れるが、感情も切れやすく、暴走すると止らなくなる。物腰は柔らかなのだが、頑固なのである。接客の仕事をしていたのだけれど、同僚や取引先、客とぶつかることも少なくなく、いわゆる尻ぬぐいのようなことをした記憶もある。そんな彼が、有名企業で人事の面接を担当しているのである。高い学歴はあったが、フリーターをしていた当時すでに30代の後半だった。当時の仲間とはまったく交流はないが、みんなびっくりするのではないか。

少々混乱したが...、面接官をしている彼をイメージしてみると、その仕事は存外彼に向いているように思えてきた。接客をしていた彼はあきらかに無理をしていて胡散臭かったけど、面接官ならば、集中力があり、実のある話は真剣に聴ける長所が生かせるのかも知れない。自分の能力を生かせる職場だったら、つまらないことで切れることもなくなるだろう。

彼がどういう経緯でいまの職におさまったのか、大変な努力をした上に希有な幸運に恵まれたのは間違いないだろうが、具体的にはまったくわからない。確実にいえることは、人間のコミュニケーションの能力(と評価)は、環境が変われば反転することもありえる、ということか。

心理学でいうところの「図と地」。
バットマンのトレードマークは、最初は上下に奇妙な突起のある楕円形にしか見えないが、黒い影の部分に着目するとコウモリのシルエットが浮かび上がってくる。おなじようなことが、コミュニケーションの能力についても当てはまるのかも知れない。それは個性が強ければ強いほど、ある意味(彼には失礼だが)トラブルメーカーとしての勇名を轟かせるくらいのでっぱりがあるほど、反転させると大きな能力となる。

自分の輪郭をしっかり把握すること。そこから、自分や周囲を反転して眺める力をつけること。解決の糸口や幸運にめぐりあうための「理論」として、心に刻みつけたのだった。あとは汗をかくだけ...。
[PR]

by thatness | 2006-08-22 14:37 | ある日
<< 月のリズムを! 右折 >>