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(ナナの)夏の宮殿と、囓られ地蔵。

土曜日、東北から妹と子どもたちが帰省してきた。

覚悟はしていたけれど、ナナは大興奮である。こいつは子どもが大好きなので、スキあらば遊んでもらおうと部屋のなかへ吠える。 網戸も頭突きで破る。さすがに深夜はおとなしくなったが、早朝エアコンが可動するとまたがんがん吠える。 ちょっとやばいかな...と心配していたところ、案の定お隣さんから苦情が来た。 年寄りが不眠で苦しんでいるので、飼う場所を変えて欲しい、と。

どうするべ。
移すといっても、わが家に犬を飼えるスペースは裏庭以外にはどこにもない。 しかし、病気になったといわれればほったらかすわけにはいかない。とりあえず玄関の外の、 垣根と外壁の狭いスペースに移動させてみるが、家から閉め出されたと思い込んでいる(事実、そうだ)ナナはとてつもなく不安がった。

ナナがわが家にやってきてまもなく2年になるが、こんなに哀しそうな声を聞いたことはなかった。玄関の硝子戸に向かって、 深夜まで振り絞るような声でひいひいと鳴きまくる。「ここには置けない」と言うぼくに、母は「おまえは犬に甘えすぎだ」と痛いところを突く。 口論、口論。悲痛なナナの声は町内の谷いっぱいに響き渡るが、それでも近所にいちばん迷惑をかけない場所ではある。 犬も飼い主も、悶々としてほとんど眠ることができなかった。

翌朝、ナナはものすごく興奮していた。
エサも水もほとんど減っていなかったし、大好物の牛皮ボールにも噛み跡が無かった。当然だろう。

とりあえず空き地に放して気分転換をさせる。幸いにも、家族との信頼関係は壊れていなかったが、 その間にあたらしいねぐらを探してやらねばならない。犬小屋をかかえ、適当な場所はないかと空き地をうろうろする。 とにかく玄関先は絶対に駄目だ。ナナもそこが家の入り口というのをよく知っている。 閉め出されたという意識を想起させるので、とても落ち着けない。場所が場所だけに来客に迷惑をかける可能性だってある。

空き地のあちこちに犬小屋をおき、鎖につないでみたが、駄目。ぼくの姿が見えなくなるとすぐにひいひいと鳴き出す。 お隣のご隠居さんへの影響は少ないだろうけど、心理的に安心出来る場所ではないと、別の問題が起こるかも知れない。 母と、口論、口論。試行錯誤。

しかし、努力の甲斐あって?ようやくナナの居場所が見つかった。

わが家の北側、台所の裏の勝手口である。
犬小屋もはいらない狭いスペースだが、外壁と垣根の間にプラスチックの屋根が渡してあり、直射日光は遮られている。 とはいえ、うす暗くじめじめしていて、野良猫の通り道にもなっている場所だ。 雨露がしのげるとはいえあまりに不憫、というのが人間様の先入観だったが、犬は(先祖はオオカミだけあって)存外そういう場所を好むらしい。 ほとんど抵抗することなくスペースにもぐり込み、居心地良さそうにぺたりと座りこんでくれたのである。 そういえば、垣根の隙間からナナはこの場所をよくのぞき込んでいた。もともと興味があったのかも知れない。

いい場所が思いがけなく見つかり、ほっとした。

というか、いままでの裏庭よりもいいかも知れない。 家の中が見えないので子どもたちを探して吠えることはないし、物音がする台所のそばなので疎外感もないらしい。 のんびりとコンクリートに寝そべり、気が向くと半開きのドアに鼻先を突っ込んではくんくんと鳴き、母を笑わせる。 冬になるまでは、ずっとここでもいいように思う。

実は先日、ナナは散歩の途中、小さな地蔵菩薩を見つけだした。 歩きながら白いモノをかりかり噛み砕いていたので、チキンの骨だろうと思って吐き出させると木彫りのお地蔵さんであった。 ナナに囓られて、胸と背中に歯形がついているが、とてもにこやかなお顔をしている。

縁起物か、それともなにか悪いモノでも憑いているんじゃないのか、 家族で議論になったけれど、わが家はお地蔵さんを裏庭にお祀りしていることもあり、捨てるに捨てられない。 わが家でお祀りしてほしくてナナに拾われたのではないか、という都合のいい意見で決着はついたが、 昨日の移動騒ぎですこし心配になってきた。

数日前からストレスが溜まってはいたのだけど、昨日の移動騒ぎで神経衰弱がぶりかえしている。 昼間に睡眠をとったので大丈夫だが、この事件をきっかけに、危ういバランスで止っていた精神のやじろべえが、 一気に左右に振れてしまったような気がする。路傍の仏様のせいだとつい勘ぐるところに、心の疲労が見てとれる? 裏庭のお地蔵さんに手を合わせるときも集中力があがったような...。

ただ思うに、振り子は左右に等しく振れるもの。移動騒ぎは災難だったが、ナナにいいねぐらを見つけだすことが出来た。災難を呑み込んで新しい局面が来たのである。それが災いであろうと、福であろうと、呑み込んでみる。それもひとつの方法だ。

オンカカカビサンマエイソワカ。
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# by thatness | 2006-08-07 18:22 | ある日

続・夏の庭

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T町
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# by thatness | 2006-08-06 22:11 | 写真

夏の庭

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T町
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# by thatness | 2006-08-02 13:48 | 写真

六根清浄悪疫退散

8月1日。今年も、子どもたちの笹祭りがやって来た。

昨年、一昨年も書いたけれど、眼下の路地から子どもたちの「六根清浄悪疫退散!」のかけ声が聞こえてくると、 今年も無事に夏がやって来たなと実感する。 子どもたちが御輿をかついで階段を登ってきて、夏も一緒に、地球を一周してわが家の前にやってくるのである。 家内安全、招福、悪疫退散。笹祭りが来ないと、ぼくにとっての夏ははじまらないし、終わらない。

ちなみに、今年の水かけは昨年を反省して(がんがんかけすぎて低学年の子どもが転びました)、事前に「かけてほしいひと!」 と呼びかけることにした。すると、水が好きな子は手を挙げて寄ってくるし、嫌いな子はさっと逃げてくれるので助かる。 合理的に?厄払いのお手伝いが出来たのでした。

来年また会おうな。
季節が無事に、地球をひとまわりしてくれることを願う。

話は飛ぶが、一昨日届いた"BOOGIE HOUSE"(山崎まさよしファンクラブ)の会報に、おお...と声を上げたくなるような情報があった。 中身は、会報発送後2週間は情報公開しないよう(オフィシャルサイトで)アナウンスされてるため書けません。 うれしいお知らせなんだけど。
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# by thatness | 2006-08-02 13:47 | ある日

網戸、ぼろぼろ。

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反省ノ色ナシ
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# by thatness | 2006-07-31 21:33 | 写真

外においでよ

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をいをい
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# by thatness | 2006-07-27 23:13 | 写真

名称未設定断片

地球はほんとにまるいのか。

(ためしにまっすぐ歩いてみる)
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# by thatness | 2006-07-27 23:11 | 名称未設定断片

小日記

数日ぶりに、雨があがった。

まだお日様は出てないが、外に出てみると、庭の金柑の花にアゲハチョウやミツバチが蜜を漁りに来ている。 空き地に足を踏み入れると、鳥や蝉がおもむろに鳴きはじめて、まるでオーケストラがチューニングをはじめたみたいである。 おそらく、これ以上雨が降ることはないだろう。 鳥や昆虫は(気圧が読めるのか?)、天気のことをほんとによく知っている。 雨がつづけて降りそうなときには、決して活動しない。事実なかに戻ってみると、テレビで大雨洪水警報解除のニュースが流れていた...。
きみたちは人間や犬よりもえらい。きっと期待値(希望的観測)というものがないので、正確に行動できるんだろうな。

梅雨もいよいよ終わりに近づいた。
が、油断していると夏もあっという間に終わる。

ギャーティ、ギャーティ。

時間を追いかけず、追いかけられず、潮流にのるようにして夏を過ごしていければと思う。 もっともまだ、一度たりとも成功したことがないが。

ところで、いまNHK総合で、フランスの世界遺産を訪ねてまわる特別番組がオンエアされていますが、ご存じでしょうか。 日曜日にフォンテンブローの森から出発して、パリ、中世の交易都市プロヴァン、巡礼の町ヴェズレー、リヨン、 昨晩ははオランジュという古代ローマ時代の植民都市。 今日はアヴィニョンで、最終日はマルセイユ。ほぼ完全生中継のプログラムなのだけど、とってもおすすめです。

生中継なので移動距離は短いし、内容を深く掘り下げた情報などもかぎられる。 けれど、現地を流れる時間をそのまんま体感できるのは格別だ。カメラワークもわりといい。 とくに火曜日のプロヴァン、水曜日のヴェズレーは最高だった。ゆるゆるである。

見ながら、自分のたった一度だけの海外旅行を思い出した。

中国の雲南省へ。ろくに国内旅行すらしたことがなかったのに、往復のエアチケットだけを確保して飛び出したのだけれど、 異文化の生活圏をたったひとりで歩きまわったは経験は忘れがたい。とんでもないエクスタシーだった...。 観光とは、なにより異質の時間を浴びることなのだと思う。

あと一回でいいから、どこかに行きたいな。
...どこに行くか。これがとってもむずかしい。
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# by thatness | 2006-07-22 01:54 | ある日

小日記

シド・バレットが死んだらしい。
新聞の社会面に記事を見つけたとき、思わず声を上げてしまった。現役の歌手ならともかく、引退してすでに、30年か...それ以上たっていたはずだ。記事になるくらいだから、それだけ影響力の大きい人物だったんだなと思う。

25年前、FMで聴いた「ドミノ」は強烈だった。好きなアーチストの新曲でさえ繰り返し聴かないとアタマにはいらない自分だが、この曲は一発で記憶に残ってしまった。ブライアン・イーノの歌ものなんか、彼の影響がかなり大きいのではないか。手元にあるアルバムはレコードなので、もう10年以上も「ドミノ」は聴いてないが、アタマに焼きついているので聴かなくてもいいかな。(アーチストが耳にしたらむちゃくちゃ落ち込むような言葉です...)

なんというか...われわれ世間は、彼を尊敬しつつもいつのまにか「伝説」に祭り上げ、結果として音楽界への復帰や社会復帰を阻害していたのかも知れない。ドラッグで精神を病み、治療でかろうじて自分をささえていたシド。肉体を失ったら、薬物とは完全に縁が切れる。天才の魂よ、安らかなれと言いたいです。

 ++
さて、お知らせをひとつ。

作る作るといいながら進まなかったサイト開設2周年記念スタバ・タンブラー(8オンス)のオリジナル・ドローイングですが、リクエストを募りたいと思います。いちおう10点程度作りますが、3点すでに差し上げることになっているので、あと7点です。ご希望の方は、サイトのメールフォームか、メアドをご存じの方は直接メールでお知らせください。

また、詩の同人誌『旋律』2006年夏号も発刊されました。
今回はぼくも3篇の作品を掲載させていただきましたが、全体としてなかなか力作が揃ったように思います。こちらもよければさし上げますので、ご連絡ください。

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締め切りました。ありがとうございました。
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# by thatness | 2006-07-13 17:59 | 音楽_rock,others

夏の足音

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近所
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# by thatness | 2006-07-12 12:01 | 写真