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金曜日の夕方は冷え込みがきびしかった。
土曜日の朝は、冷たい雨。ぶるぶる。日曜日に気温は上がったものの、日が沈んでまたぐっと下がる。おそらく10度を切ったのではないか。 日曜日の午後に、衣服をならべたカラーボックスから、 最後までのこしていた半袖のシャツやTシャツなど夏物を完全に駆逐した。衣装ケースにしまい込む夏物、取り出す秋物、冬物。 ほとんどすべてユニクロ...なのである。下着からボトムス、トップスに至るまで、ぼくのユニクロ着用率は95%を越えているだろう。 ユニクロい...という陰口?があるそうだが、まさにその典型です...。 なぜにユニクロか。...理由は安いこと、デザインも縫製も生地も悪くはない。というより、 小さいサイズのアイテムをそろえているカジュアル系の量販店が、わが町にはユニクロ以外にないから。 ぼくは身長が161センチしかない。体重は50キロ前後をうろうろ。せめて無印良品があれば、と思うのだが...。 ちなみに東京にいたころは、着るものはもっぱらタケオ・キクチであった。もちろん正規のショップでの買い物ではない。 友人から社員販売会のチケットをもらったのが縁で、春と秋に広尾のオフィスにせっせと通い、1年間に着るアイテムをまとめ買いしていたのである。 4万円近くするコートを3千円で買わせてもらったりもして、あれは助かったなあ。 衣服はなによりサイズがきちんと合うことが大切。つぎにシルエット。そして生地。 ユニクロは、思い切ったデザインというものは皆無だが、 一昔前のタケオ・キクチ(いまはまったく縁が切れた)と比べても、ベーシックなアイテムにかぎっていえば、そんなに遜色はないと思う。 生産に特別なノウハウが必要と思われるジーンズも年々良くなってきている。ユニクロでじゅうぶん間に合うのである。 今年の冬は、とりたてて服を買う予定はない。セーターも、ジャケットもコートも、ひととおりお気に入りがある。 ぼくは帽子をかぶるのと、ストールやマフラーを巻くのが好きなのだが、 これも今年の春に無印良品でうんと安く買えた。今年の冬、ぼくは昨年と同じ格好をして町を歩くだろう。けれど不満はない。 ファッションで、いちばんかっちょいいのは、年がら年中おなじアイテムを着ることではないかと密かにかんがえている。 ヒッチコックならスーツ姿。小津安二郎だったら白い長袖シャツの腕まくり。現代美術のカリスマ、ヨーセフ・ボイスはご存じのように、 いつもソフト帽にカメラマンベストを着用していた。 いうまでもないが、衣服を身につける生き物は人間だけだ。鳥や獣だけでなく、わが愛犬や家畜たち、 持って生まれたコスチュームを身にまとって天寿をまっとうする。 ボイスは、彼が愛したコヨーテや野ウサギに象徴される自然界に敬意を表して、同じ格好を貫いたのだろうか...さて。 実はぼくにも、可能ならばこの格好でいつもいたい、というのがある。 本気でやってみようと思ったこともないわけじゃないが、やめた。おなじ格好を貫くのって、意外とカネがかかるのだ。 とうぶんはユニクロい人生を楽しむしかないと思ってる。 ++ 今年買ったユニクロのTシャツ、一番のお気に入り。
by thatness
| 2005-10-25 17:27
| ある日
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